有効期限が切れた電力量計が違法になるって知ってた? | メガランプマガジン

照明業界

 

こんにちは。シラカワです。

先日、電力量計についてメーカーさんに教えてもらう機会があったので備忘録としてまとめてみました。

初心者でもわかるように解説致します!

 

電力量計ってなに?

電力量計」俗称「電気メーター」「電力メーター」「子メーター(証明用電気計器)」と呼ばれる私達にも身近なメーターは、

電気料金を計測する為エネルギーの管理をする為に利用されています。

現在一般的に使用されているのが円盤がぐるぐる回っているのは誘導形電力量計と呼ばれるものです。

 

電力量計の有効期限の見方

続いて有効期限の見方について説明致します。

電力量計についている丸い検定ラベルと呼ばれるシールがついてます。

丸いシールに年と月の明記があるので↑の図の場合、平成33年4月(令和3年4月)まで使用できるという意味になります。

※今後の電力量計は西暦表示になる可能性があり、西暦表示・和暦表示が混合するので注意しましょう。

電力量計の有効期限は何年?

電力量計の有効期限は、計量法施行令第18条により単独計器で10年又は7年。変成器付計器で7年または5年となっています。

(三菱電機「電力量計リニューアルのおすすめ」より)

 

有効期限切れの電力量計を使用しているとどうなるの?

①計量法で罰則がある

上記のように、高額な罰金を課せられる可能性があるので検定証印は要チェックです!

②正確な数値が計測できない可能性がある

有効期限は、その期限までは正確な数値が計測できると保証したものになります。

なので、有効期限が切れて古い電力量計を使用している場合は正確な数値が測れない可能性があるようです。(メーカー担当者談)

 

電力量計の交換の責任は誰にあるのか

人が住居として生活している場所の電力量計は、電力会社が設置した場合がほとんどなので交換の責任は電力会社にあります。

しかし商業施設内のテナントや貸ビルなど、電力会社に電気代を支払わずビルのオーナーやビルの運営会社に電気代を支払う場合は異なります。

その場合は、交換の責任は設置したビルのオーナーやビルの運営会社にあります。

ビルのオーナーは使用した電気代を請求するために小メーターと呼ばれる電力量計を各テナントに設置します。

「お金をどこに支払いうか」がポイントになります。

 

以上が今回の内容になります。

次回はイマドキの電力量計について解説したいと思います!


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