こんにちは。
餃子大好きシラカワです。
今回は、パナソニックが発表した2019年3月末に生産終了する蛍光灯照明器具について迫りたいと思います。
2017年10月に案内を開始し、2018年には70品番が生産終了し、2019年3月には完全に終了します。
※こちらの記事が投稿されたのは2019年3月7日です
パナソニックの公式ホームページにはカウントダウンがされています。カウントダウンされてるだけでドキドキしますね。私だけ?笑
ペコっと頭をさげてるのは、パナソニックが絶賛売出し中のiDシリーズのイメージキャラクターその名も「iDマン」!!ネーミングセンスが安直!!
霜降り明星の粗品的なノリはおいといて、本題にもどります。
半世紀以上も活躍してきた蛍光灯照明器具
1952年にパナソニックはプル式の蛍光灯照明器具の生産を開始しました。
キッチンによくついている紐を引っ張ると点灯するタイプの照明器具ですね。
これと同時期に、パナソニックは電球の製造で世界有数の電子機器メーカーのフィリップス社と技術提携をし、松下電気工業(株)を設立。そこから蛍光灯工場や電球工場が完成します。
60年以上もわたしたちの生活を明るく照らしてくれていた照明器具のおかげで、わたしたちの生活は大きく飛躍しました。
なぜ終了するのか
そりゃLEDがこれだけ普及してきたら、需要がなくなるからじゃない?と誰でも予想がつく話ですが、もう少し掘り下げてみたいと思います。
政府が2010年6月の閣議で決定した、「新成長戦略」と「エネルギー基本計画」がどうやらミソのようです。
グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略の柱の一つとして、高効率次世代照明(LED照明・有機EL照明)を2020年までにフローで100%、2030年までにストックで100%普及させることを目標とする。
むむっ!掘り下げてみたものの、横文字が多くて難しいですね。
要約すると2020年までに、100%LEDを導入を目指そう!という目標を掲げたわけですね。
「エネルギー基本計画とは」
エネルギー資源の少ない日本では「S+3E」「安全性safety」+「安定供給energy security」「経済性economical efficiency」「環境environment」安全性を前提に、3つのEをバランスよく満たす政策が必要とされています。
生産終了する品目
2018年4月末生産終了品番 70品番
2019年3月末生産終了 120品番
殺菌灯の照明器具の名前が「ジョキーン」!!
ネーミングセンスが安直!!本日2回目。
パナソニックのネーミングってツッコミたくなるのが多いですよね。
パナソニックの公式サイトでは、ご使用されれている器具ごとに推奨品を案内してます。
もう蛍光灯照明器具は手に入らないの?他社の動向をチェック!
他メーカーの状況についてですが、
三菱もパナソニックと同じく2019年3月末に生産終了します。
2018年6月非常用灯、白熱灯照明器具電源別置形 104品種
2018年9月FL10形・FL15形・FL20形 26品種
2019年3月 全ての照明器具FHF32形蛍光灯照明器具・殺菌灯 120品種
NECはひと足早く2018年3月に生産が終了してます。
東芝はさらに早くて2017年3月
パナソニックが最後の砦だったんですね・・・
蛍光灯照明器具を買うには、在庫としておいているお店から探し出すしかないですね。
終了するのは蛍光灯ではなくて蛍光灯照明器具
ここで少し間違われやすいのが、生産終了って聞くと「え!蛍光灯がもう手に入らなくなるの!?」と思われがちですが、今回の話は照明器具なので、蛍光灯がすぐに手に入らなくなるという話ではありません。
メーカーは、蛍光灯の使用を減らしていこうと、自主的に縮小する動きを見せています。いきなり蛍光灯の製造中止ではなく、まずは蛍光灯器具の製造を中止を行うメーカーが増えてきました。
蛍光灯をLEDに交換。それってほんとに大丈夫?
蛍光灯だけをLEDに交換して、器具は既存のやつをそのまま使ったほうがコスト的にもお得!
と思って交換してみたけど、数年後LEDの寿命はまだまだあるはずなのに、点灯しない。。。
工事屋さんに調べてもらったら、器具が寿命だった!
これ最悪のパターンですね。また工事費がかかって二度手間です。
器具にも寿命があり、だいたい10年と言われています。ランプの交換よりも、器具ごと交換する一体型のベースライトのほうが見た目もスマートで、おすすめです。
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