中高一貫の男子校あがり、ごりごり童貞くさい男から最近急成長中の注目株。どうも、みずたけです。
いきなりとんだ自己紹介から入りましたが、前文の通り、自分は大事な思春期の6年間、一切女子と関わらない修羅のような生活を送っていました。
想像してみてください。
夢の大学生活が始まり、6年ぶりに女子に話しかけるときの心のぐらつきを。
「前に女子と話したのいつだっけな。。。小6以来か!」
このインパクトを。
高校を卒業しさらに6年。
24歳になりあたかも立派な大人のフリをしている今でもなお、女性の心、ましてや口説くという行為は、多くの数学者が挑み挫折し、証明まで360年かかったというフェルマーの最終定理以上に難問なのです。
しかしそんな私もこのままではいけないと思い立ち、周りからの「おまえ、彼女いねえの?」暗黙プレッシャーにも背中を押され、本意気で彼女づくりに3ヶ月ほど前から励み始めたのです。
そんな私と同じように苦悩する世の多くの男性に捧ぐ、実際に私が手応えを感じた口説きテク(以下クドテク)を今回の記事ではささやかに紹介したいと思います。
何軒はしごしようが最終目的地はひとつ。薄暗いバーだ!!
結論から言います。自分が手応えを感じたクドテクは明確。
薄暗い場所で人は距離が近くなる。
これです。私の場合は、薄暗く落ち着いた雰囲気のバーにほぼ必ず行きます。
私のGoogleマップのマイプレイス機能には4、5件ほどのええ感じのバーが常にストックされているのです。
中学生みてーなこと言ってんじゃねえよとツッコんだそこの読者。たしかにそうかもしれない。
暗い場所の有効性など、世のモテ男なら100万年前に気づいてる真理かもしれない。
しかし私は照明販売の商社勤め。照明のプロ。照明コンサルタントであり、大学で若干心理学をかじった本格理論派な男なのです。
なぜ薄暗い照明が口説くのに効果的なのか。
そのイロハを、はなくそほじりながら読んでる彼女いない歴=年齢のプランクトンでも120%理解できるように解説していきます。
暗闇効果 ケネス・ガーゲンによる実験
アメリカの心理学者ケネス・ガーゲンが行った実験があります。
被験者の男女同数を明るい部屋グループと暗い部屋グループにわけ、一定時間どのような行動をとるか観察するというシンプルなものです。
おおよそ予想はつくかと思いますが、明るい部屋グループは、ある程度の距離をとり自己紹介や当たり障りのない会話をしていました。
それに対し暗い部屋グループは、次第に男女ペアが形成され、距離感も縮まりスキンシップを行う被験者も現れました。会話の内容に関しても、明るい部屋グループよりもより個人的、かつ親密な内容だったとのこと。
この実験結果に対する考察としては主に2点が挙げられます。
- 考察1: カップル外の第三者との隔絶
- 考察2: 瞳孔の身体反応からくる心理的錯覚
考察1: カップル外の第三者との隔絶
私自身も、そして世の陰キャラ・非パリピ民は皆そうだと思いますが、口説くときにけっこうなノイズになるのが第三者からの視線。
「お、なにあいつ。結構かましにいってますやん?」
「やべーあいつあのツラじゃ女子のディフェンス崩せねーだろww顔面の陣形整えてからにしろやww」
ほんとは言われてなくても、こっそり生きながらいっちょ前に自尊心だけふくらましてきた我々日陰の住人にとって、女子にアプローチするという行為は周りからこのように思われているのでは?という脳裏にちらつく不安との戦いでもあるのです。
そこで暗闇の出番。
自分と、アプローチする相手、それ以外の第三者の情報を極力シャットアウトしましょう。
もちろん個室等で物理的にまわりからの視線を切れればベストですし、それが不可能でも薄暗いことで、ガッツリ明るく照らされているより幾分かは効果があります。
自分にとっても、相手にとってもやりとりに集中できる環境を整えましょう。ベストは 個室 & 薄暗い です。
ちなみに自分はシャレオツなバーの2階、薄暗い中キャンドルが灯されたソファー席をホームグラウンドとして活用させて頂いてます。
そんな店知らないし、入る勇気もない?
知らん、それはあなたの頑張り次第だ。
考察2: 瞳孔の身体反応からくる心理的錯覚
無駄にめんどくさい表現で意味わかんない?大丈夫です。順に解説します。
瞳孔のしくみ
第一に猫の目が非常にわかりやすいように、人間の目も明るいところでは、まぶしさを避けるために瞳孔(光の取り込み口)を絞り、目に入る光量を少なくします。
その逆に暗い場所では瞳孔が開き、少しでも多くの光を取り込もうとします。
しかし瞳孔の大きさは実は、明るさ以外でも変化します。
興奮状態になると人の瞳孔は開き、逆に鎮静状態になると人の瞳孔は小さく絞られます。
この後一度少し別の話をしますがきちんと、以上の瞳孔のくだりは回収します。記憶にとどめてください。
人は理由づけし、錯覚する。
心の錯覚に関する面白い話があります。
社会心理学者、エイミー・カディによるTEDトークでのプレゼン
「ボディランゲージが人を作る」
です。
このプレゼン内で紹介されている実験として、”力強いポーズ”と”力の弱いポーズ”の比較があります。
“力強いポーズ”とは胸をはり腰に手をあてたり、椅子に座ったまま机に足をのせ、ふんぞり返ったりといった自信あるポーズ。
“力の弱いポーズ”とはその逆に、猫背でうつむき身体を小さく縮めたポーズです。
被験者を2グループにわけ、それぞれのポーズを2分間維持してもらいます。
その後、各被験者のテストステロン(男性ホルモン)値を計測した結果、
“力強いポーズ” 20%増加
“力の弱いポーズ” 10%減少
このように影響を及ぼしていたというのです。
つまり、「自信ありげなポーズをとってたらなんか実際に自信が湧いてくる。」ということ。
この実験からわかるのは、人には
感情 → 動機が生まれる → 行動 → 結果
の流れしかないと考えがちですが実際には
行動 → 結果 → 行動の理由を後づけ → 感情を錯覚
もあるということです。行動や身体の反応ありきでそこから感情を錯覚する。
暗いところでは相手への興味を錯覚する。
そこで瞳孔の話に戻ってみましょう。暗いところで話をしてると何が起こるか。
暗い → 瞳孔が開く(光を取り込もうとする) → 目の前に異性がいる → 瞳孔が開いた原因を相手への興奮と錯覚 → ちゅきちゅき!!
あらためて自分でもホントかよと思うところもありますが、ホントです。
ちゅきちゅきまでいけるかはトーク力・顔面力にもよるでしょうが、暗さは口説く上での助けには確実になります。
白昼堂々よりもホームグラウンドのバーでの会話のほうが明らかに距離は縮まりました。経験上確かです。
それに暗いところがええぞって、たしかDAIGOもしたり顔で言ってました。
まとめ
というわけで今回の記事では正直よく言われがちなクドテク、「暗い場所ええぞ」に関して大真面目に解説してみました。
生活に潤いがなく心が薄暗くなっている男性諸君、少し勇気を出して間接照明で暗めのおしゃれな店に女子を誘ってみる!
それだけであなたの心はきっと、少しずつ明るく照らされていきますよ。
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